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子育てと仕事も両方とも大切!両立中のママ社員

金澤 みゆき(2013年中途入社)

残せるものを作れるようになりたい

 入社時は広告チームにて1年ほど日本テレビのWeb媒体の広告販売をしてきました。2年目からはWebディレクターを経験した後に、取引先企業へ2年半出向し放送に関わるデジタルコンテンツのディレクション業務を行っていました。その後1年2ヶ月の産休を取得し、産休明けはグループ会社約20社の営業窓口を3年間担当しています。
 入社前は人材派遣会社でクリエイターの派遣営業をしていました。営業としてやりがいはありましたが、営業先の制作現場へ訪問を繰り返すうちに、私も何か実績として残せるものを作れるようになりたいと思い転職しました。異業種からの転職でしたので、知らないことや未経験のことばかりで最初は猛勉強しました。社内メンバーはみんな優しく、年齢性別に関係なくサポートいただけたことで業務に邁進することができました。ようやく業務全体の理解ができるようになったのは2年目を迎えてからでしたが、その頃には自分で仕事を見つけて自走できるようになっており会社に貢献している実感を得られるようになりました。

産休後の時間の使い方の変化は。

 朝6時に起床、8時に子供を保育園に送った後に通勤、9時前出社をしています。
当社はフレックス制で出社時間は自由です。多くの基本的に制作メンバーは11時に出社するので、9時から11時の間は主に事務処理と前日のメールをチェック、そして制作部門への作業依頼、制作物の確認、クライアント対応を行います。
事務処理が片付いたら、午後は営業活動をメインに行います。クライアントであるグループ会社訪問や電話営業、顧客との打合せ、提案書作成、社内打合せ、営業計画立案、制作から上がってきた納品物をチェックしたり、クライアントへ確認依頼メールを投げたり、請求処理をしたりと、様々な業務がありますが臨機応変に対応しています。
16時30分に退勤し、17時30分に保育園へ子供を迎え。帰宅後に家事を一通り行い22時頃に就寝しています。
もちろん、ごくまれに帰宅後に緊急の電話対応をすることもありますし、緊急時に家で作業をすることもありますが、クライアントのためにも最後まで責任を持って対応しています。

 保育園の時間が決まっていたり時間外労働はほぼできないため、効率的に業務を進める必要があります。メールやチャットでブレストをしたり、他の社員と提案書作成を分担するなど組織的に業務を進めています。当社ではメールやチャット、各種ITシステムなど業務で使えるデジタルツールが多いので、家ではスマホを駆使して業務を行うなど子育てや家事と仕事の両立をしています。

 社内では周囲の人がサポートしあうという風土もあり、決してお客様には迷惑はかけない形で仕事ができます。
また、社員は男性の割合が多いのですがお子さんがいる方もすごく多いので、公私共にいろいろと相談しやすい環境です。困った時はお互い様と、業務調整を協力しあえる環境で、子育てと仕事の両立にそこまでストレスを感じることもなく過ごしています。今の部署に限らずどこの部署もそうだったので、会社の文化としてそのように調整をしてくれる優しい会社だと思っています。

社内の「ママ会」コミュニティで雑談も相談もしています。

 管理職も含め時短で働いている子育て中の女性社員6人で「ママ会」を作っています。みんな9〜10時くらいから16時〜17時くらいまでの間で働いています。ママ会のチャットがあって、そこで雑談や相談、さらには保育園の休園情報や、最近では居住地域ごとの新型コロナウイルス対策について情報共有をしています。
また、これからパパママになる社員がさらに働きやすい環境になるようにと半年に1回ほどブレストを行っています。ママ会での意見はきちんと社内で検討してもらうこともできるので、良い環境に恵まれていると思っています。

 制度としては産前産後休暇や育児休暇はもちろんですが、今だと在宅勤務や勤怠を1分刻みで打刻できるなど法的に当たり前のことが当たり前にできることが好評です。また、保険や病気など労務や制度についてもHRディビジョン(人事部)の方に相談すると申請方法を教えてくれたり対応方法を示してくれたりしますので会社としてのサポートも充実しているように感じます。

 今後はまだ子供が小さいので、しばらく残業がない形で働いていくと思います。決められた時間で、生活も優先しつつ、仕事も楽しいので、家族と仕事を6:4くらいの配分でやっていきたいです。そんな私でも活躍できる業務がこの会社にはいっぱいあるので、これからもクライアントと会社に貢献できるように仕事を行いたいと考えています。

私が「おもしろいをかたちに」するために大切にしていること

 私はクリエイティブな人間ではないのですが、当社は「おもしろい」ことを思いつく人材の宝庫なので、「この仕事と、この人とこの人を組み合わせたら良いものができるかな」というように人と仕事をつなえることを大切にしています。このスキルをこれからも大切にして、良いものを作り、お客様、さらにそのテレビの先にいる人へ送り届けたいです。

インタビュー年月:2020年8月

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