システムエンジニア

ユーザーさんの使いやすさを大切に、番組を作る人たちの手助けをするシステムを届けたい

北林 利貴(2022年新卒入社)

番組を作る人たちの手助けをしたいと入社

 大学時代はテレビのプロデューサーがパーソナリティをするラジオ番組が好きで、テレビを作る人に憧れていました。また、おもしろいものを発信したり、ニュース番組で必要な情報を届けたりするということに興味がありました。就職活動をする際に、自分がテレビやラジオに関わるとしたらどんなことが向いているかと考えた時、学んできたIT系を活かして、番組を作る人たちの手助けになるような仕事がしたいと意識しました。

コロナ禍での就職活動

 大学3年生の頃からコロナ禍の影響を受け、就職活動もほとんどがオンライン面接で、最終面接だけリアルという方法を採るケースが多かったです。それがたいへんだったというよりは、みんなが同じ条件下にあるので割り切っていました。リモートだからこそ会社説明会やインターンシップへの参加のハードルも下がるし、時間を使いやすくもあり、全てがデメリットとは考えていませんでした。
 とはいえ、入社してからリモートワークをすることは想像できていたものの、そうした中でどのようにコミュニケーションをとっていくのだろうかと少し心配はしていました。リモート会議やチャットの活用で問題なくクリアしています。

わからないことは遠慮しないですぐに電話、というルールをチームが作る

 一方で苦労したのは、わからないことが、ITスキルや知識不足によるものなのか、それとも担当しているシステムの要件に関するものなのか、また、それをどう聞けばいいのかわからないことでした。私の所属するチームでは、何か聞きたいことがあったらすぐに電話をかけて良いというルールがあります。電話を受ける側は取り込んでいて出ることができない状況であれば取らなくてもよしとして、お互い気を遣わずにやろう!と決めています。
 1年目でいろいろわからないことがありますが、聞きやすい環境を作っていただいていると思います。週に1回、チームで行う振り返りのミーティングで課題とそれの改善方法を話し合っています。ある時、聞きたいタイミングで聞けなかったことで少し効率が悪くなってしまった、という反省に対して、電話ならさっと聞けるかもしれないという提案が出てきました。話し合った結果みんなが納得したので、このルールができました。また個人的には、チューターからのアドバイスが、いろいろな場面で理解速度を上げてくれます。

ユーザーにとって使いやすいシステムを作り届けたい

 まだお客様と直接打ち合わせることはないのですが、与えられた要件のなかで、できるだけユーザーが使いやすいものを作りたいという意識があります。私自身も、スマートフォンやPCなどITの力に助けられて日々過ごしています。使いやすかったり、これは便利だ、という時は嬉しかったりすごいと思うわけで、それを作る立場になりたいというのが以前から持っている考えです。
 今は要件に忠実に沿っているのであまりオリジナリティを出せる機会はないのですが、使う側の見やすさを考えたら表示幅を少し広げ、スクロール無しに見てすぐわかるようなレイアウトにするなど、ささいなところですが提案したりしています。
 ITにもいろいろな分野があり、自分が伸ばしていきたいことが今はまだ明確ではなく、基礎知識を付けていく時期なのだと思っています。資格取得のための勉強や、日々の業務の中での課題抽出と解決策を探すことなどを積み重ねている段階です。いずれはユーザーに、より精度の高いもの、使いやすいシステムを届けたい、作りたいという思いがあって、そこを目指していろいろな知識をつけていきたいと考えています。

コミュニケーションの良さ、風通しの良さ

 入社して感じるのは、先輩たちが手厚く話をしてくれて、とても話しやすい雰囲気を作ってくれていることです。普段のチームでも感じていますし、イベントごとで若手が何人かスポット参戦的に他のチームで仕事をすることもあるのですが、そこでも円滑にコミュニケーションを取りやすい印象があります。スポット参戦なだけに、普段やらない仕事でわからないことや指示を受けたりするのですが、そういったところでもコミュニケーションや風通しの良さがあり、すごくありがたいと感じています。

インタビュー年月:2023年2月

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