営業

「段取り」と「決断」を大切に目的地を目指す。お客様とエンジニアの橋渡しになる

鳴海祐汰(2020年新卒入社)

これからも伸びていく業界で営業を目指す

 今後も伸びていく業界ではないかと思いIT業界に注目していました。エンジニアとしてもチャレンジしたことがありましたが、営業の方が性格に合っていると思い、それを組み合わせたところ、当社がちょうどぴったりの位置にありました。
 コロナ禍で世の中が感染症対策に一番敏感だった時期が入社でしたので、一気にリモートにせざるを得ない環境でした。新卒なので他社との比較はできませんが、温度感が読みづらいという大変さはありました。
 とはいえ入社後の研修を経て営業部に配属されてからは、営業にガンガン同行するというスタイルというよりは、書類作成を通じて上司から「営業はこう考えるんだよ」というのを学ぶ時期だったので、逆にリモートでじっくり学ぶことができました。
 入社3年目を迎える今になって、対面の機会も増えてきましたが、コロナ禍以前のお客様とのコミュニケーションの取り方はだいぶ変わったと聞いています。

エンジニアとの二人三脚で案件を進める

 お客様は、親会社の日テレさんやグループ会社さんで、モノを売り込むというよりは、「今度こういうことをやりたいんだよね」というお話をもとに提案していくという流れがほとんどです。そのため、一つの案件をどうスムーズに進めていくかが重要視されるところがあると思っています。
 お客様との打ち合わせは、基本的にはエンジニアのみなさんと一緒に進めていくことが多いので、ITの知識はあるに越したことはありませんが、スケジューリングや、営業的な観点、バランス感覚が求められるスキルだと思います。

営業の極意は「段取り」と「決断」という教え

 「最初に段取りをしっかり考える」ことと「自分の意志で決断する」ことの二つは、配属されて以降、上司から口が酸っぱくなるほど言われていることです。段取りはスケジューリングやタスク整理ともリンクしています。また選択肢が複数ある場合に、お客様がより幸せになることを考えて、こういう方向で行きましょう、と旗振りしていくのが営業の役割だと教えられています。これが「自分の意志で決断する」ことにつながっています。
 入社2年目からいろいろな案件を少しずつ持たせてもらうようになり、3年目になってさらに増えてきたのですが、これはどうしたものか、どっちでもいけるけれど、と迷うことが増えたんです。経験を少し積んで、選択肢が増えたことでのことだと思うのですが。どの方法を採るかを決めるうえで情報を収集し、エンジニアの方の意見も聞き、上司にも相談するのですが、改めてどっちにしたいと思うのかと問われると、自分で納得したうえで決めないと、ただ流されてわからない方向に行ってしまうかもな、と実感するようになりました。
 1年目2年目の序盤には全然ピンとこなかった上司や先輩の話が、だんだんにこういう意味かとわかることが増えてきて、いろいろな経験ができてきているのかなと思います。まだまだ決められないことも多いですが、そこは今、一番意識してがんばっているところではあります。

案件全体を見ながらお客様とエンジニアの橋渡し役を務めたい

 2年後の入社5年目には、一人前の営業になっていたいなと思います。
 「段取り」を組んで案件を進めていっても、思い通りにいくことは稀ですよね。そんな時に上司はスケジューリングや段取りを組み直していますし、万が一スケジュールが変わった場合も含めてB案を考えているようです。私は、今のところ目の前にあることを一生懸命進めているだけで、正規ルートのA案しか考えられないので、そういうところを磨けるようになりたいと思っています。案件全体を見ながらお客様とエンジニアの橋渡しをし、イレギュラーがあっても円滑に進めることができるようにもなりたいですね。
 まだまだ上司や先輩に助けてもらいながら業務を行う場面が多いので、「鳴海が営業担当なら大丈夫」と社内外を問わずに言っていただけるような人材になりたいと思っています。

グラウンドでは対等、という野球同好会の参加者募集中!

 入社した時から、優しい方が多い会社だなと思っていました。フランクに話してくれたり、わからないところは、よくつき合って教えてくださいます。わからなかったら遠慮なく聞いてとよく言われる風通しの良い会社です。
 2022年から非公式の野球同好会を作っています。年に一回くらい試合に出る程度だったのですが、キャプテンになりまして、2022年は4大会に出場しました。
 メンバーには取締役や部長もいますが、グランドでは対等にやらせていただいています。というよりも、取締役や部長の方が前のめりでやってくださっているので、元々雰囲気がいいのにさらに盛り上がっています。すごくいいなと思います。
 新卒の方で野球をやりたい、という方がいたら男女問わずぜひご参加ください。

インタビュー年月:2023年2月

Other interview

インタビュー