インフラエンジニア

新しい働き方を求める中で出会った最新技術と素晴らしいチーム

根子裕行(2020年中途入社)

リモートワークと技術への探求心

 私はインフラエンジニアリングディビジョンに所属しているのですが、前職では、組み込み系の開発とセキュリティ要件により、毎日の出社が必要でしたが、コロナ禍を経験してリモートワークが普及したことで、働き方に対する考え方が変わり、より柔軟な働き方を求めて転職を決意しました。実は、以前にも業務委託で日テレwandsと関わりがあり、その時のプロジェクトが非常に印象深く、たまたま転職を考えていたタイミングでお声がけいただきました。私のキャリアにおいて新たな一歩を踏み出すきっかけとなりました。
 入社後、すぐにインフラの構築や保守のプロジェクトにアサインされたのですが、最初は業務委託の経験を活かしつつも、正社員としての責任の重さを感じながら日々を過ごしていました。しかし、徐々に新しい開発の案件にも関わるようになり、幅広い技術スキルとチームで働く大切さを学んでいきました。こうして、様々な経験を積み重ねる中で、自分自身も成長していくことができたと思います。

マルチクラウド環境下での挑戦

 現在は、バックエンドチームの一員として、主にSRE(Site Reliability Engineering)の役割を担っています。AWS、Google Cloud Platform、Nifty Cloudなど、複数のクラウドサービスを用いたインフラの設計、構築、監視、そして運用まで、幅広い業務に携わっています。特に注力しているのは、マルチクラウド環境下での技術的挑戦と、そこから生まれる革新的なソリューションの開発です。また、新しい技術が登場するたびに、それを積極的に学び、業務に取り入れる自由度の高さも、この仕事の大きな魅力の一つですね。

大規模システムの維持と革新

 この仕事で感じる最大のやりがいは、大規模なクラウド環境を支え、それを通じて社会に影響を与えることができる点です。特に、番組のOAのような大きなイベントに合わせてシステムを構築する際の緊張感と達成感は、他では味わえない経験です。
 マルチベンダーなクラウドサービスを駆使し、時には数十万の同時接続を支えるインフラを構築することは、非常に高い技術力を要求されます。その一方で、大規模なシステムを維持・更新する際には、慎重な計画とリスク管理が必要となり、これが最大の課題でもあります。小さな変更一つ取っても、その影響は計り知れず、常に緊張感を持って業務に取り組んでいます。

アットホームな雰囲気と高い協調性

 私たちのチームは6人で構成されているのですが、毎日のレビュー会を通じて、技術的な議論はもちろん、チーム内の課題や疑問点を共有し、解決策を一緒に考えています。また、チーム内では雑談も活発で、お互いのプライベートな話題で盛り上がることもしばしばあります。このようなアットホームな雰囲気が、困難な課題に直面した時にも助け合いやすい文化を作り出していると感じています。個々のライフステージに合わせた柔軟な働き方を支援しており、ワークライフバランスを重視したチーム運営を行っています。

技術追求とチームを拡大したい

 今後は、技術者としてさらに成長するために、技術の最新トレンドを追い続け、新しい知識を積極的に取り入れていきたいと考えています。  特に、クラウドテクノロジーの新しい領域への挑戦や、自動化・最適化を通じて業務の効率化を図ることに興味があります。また、チームとしてもより多くのプロジェクトに挑戦し、メンバーを増やしていくことで、さらなる成長を遂げていきたいと思っています。技術面だけでなく、チームビルディングにも注力し、ともに成長できる環境を作っていきたいです。

インタビュー年月:2024年2月

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