日テレ業務アプリ開発

ユーザーと共に新たなメディアの未来を築ける技術者になる

佐野優希(2018年新卒入社)

ITとユーザーの架け橋に

 入社したきっかけは、新卒時にユーザー系のIT子会社に魅力を感じたからです。独立系と比べて、ユーザーとの距離が近く、一つのプロジェクトに長く携われる点に惹かれました。実際に就職活動では、多様なIT会社の説明会に参加しましたが、自分に合った環境を求めて日テレWandsを選びました。親会社への内販が多く、関係性が深いことも、この会社を選んだポイントです。

新たなメディアの収益モデルのシステム開発に貢献

 現在は、アドリーチマックス(ARM)と呼ばれるテレビ広告販売のシステム開発の一員として携わっています。これは、従来の広告代理店を介した取引から、ネット経由で直接広告スペースを購入できるプラットフォームを提供するものです。具体的には、サーバーサイドの実装を中心に担当しており、テクノロジーを活用してメディア業界の新しい販売形態を創出しているところです。この仕事を通じて、テレビというメディアの新たな収益モデルに貢献できることにやりがいを感じています。

緊張感と達成感の中で

 特に印象深いプロジェクトは、スポーツ中継や箱根駅伝のデータ処理システムです。これらのプロジェクトでは、リアルタイムでのデータ反映が求められ、放送事故を避けるための高い緊張感の中で作業を進める必要があります。生放送では修正の余地がなく、一発勝負の厳しさがありますが、それを乗り越えた時の達成感は大きいです。一方で、このようなプロジェクトの難しさは、正月などの大型連休を潰しての作業が必要になることもあり、プライベートとのバランスを取ることの難しさも感じます。
 また、勤務地が日本テレビの中にあることで、会社として、「日本テレビの一員」という意識を強く持っています。1つ1つの案件を丁寧に進めていくことで、別の案件に入らせていただけることも多く、日本テレビ本体との関わりを大切にしています。

多様性と柔軟性のあるチーム

 私たちのチームは約10人で構成されており、30代前半から40代まで幅広い年代のメンバーがいます。男女比は7:3で、男性が多い傾向にありますが、チーム内では年齢や性別を超えた活発な意見交換が行われています。仕事の進め方に関しては、勤務時間やテレワークの可否が柔軟に設定されており、個々のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。この環境は、チームメンバー一人ひとりが最大限のパフォーマンスを発揮するための土台となっています。

技術力とコミュニケーション能力の両輪で

 将来的には、バックエンド技術の更なる深化を目指しています。現在はサーバーサイド開発が中心ですが、これまでの経験を活かして、より大規模なシステムの構築や、新技術への挑戦も視野に入れています。また、IT技術だけでなく、ユーザーとのコミュニケーション能力も重要視しており、技術者としてだけでなく、プロジェクトをリードする立場での成長も目指しています。ユーザーの要望を的確に捉え、それを形にする技術力とコミュニケーション能力を向上させることが、私の目標です。

インタビュー年月:2024年2月

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